私が携わっているのは、ある大手企業の経理システムの開発プロジェクト。プログラム開発をする上で大事にしているのは修正すべき個所が正しいか迷った時自分一人で判断しないこと。先輩はいつも近くにいますし、とても相談しやすい雰囲気なので気兼ねする必要はありません。むしろわからないことを質問しなかったときの方が叱られるという社風なんです。また、自分が作成に関わったシステムをお客様に喜んで頂けた時はとてもやり甲斐を感じます。これからも、この会社の社員としてお客様に喜んで頂けるシステムを作っていきたいと思っています。

現在のプロジェクトが始まった当初は、システムの仕様についてわからないことが多い上、開発する際に注意すべき点が非常にたくさんあったのでかなり苦労しました。ただし、もともと細かいことをチェックしたり整合性を考えたりするのが好きな私にとってはけっこう楽しい仕事でもありましたね。先輩にも「Tさんのおかげで、思ったより早く終わったよ」などと声をかけてもらい、うれしかったです。それから、この現場に来て驚いたのは、スケジュール管理がしっかりできていて残業がほとんどないこと。平日、予定があって有休がとりたい場合にも、前もって先輩に相談すればたいていは休ませてもらえます。ちなみに、有休は他の現場でも同じようにかなり消化しやすいと聞いています。IT業界ではまだまだ女性は少ないですが、当社では私の他に女性社員が複数活躍していますし、特に働きにくいといったことを感じたことは一度もありません。

最初は「教えてもらう側」でしたが今は「教える側」機会が多くなってきて気付いたのは人に指導するということの難しさ。思った通りの言葉を伝えるだけではなく相手の気持ちをくみ取りながら適切なアドバイスをしていけるよう現在も試行錯誤をしているところです。私自身、先輩にはいつも助けてもらっているので後輩にもそうしてあげられるように成長したいですね。自分自身のキャリアプランとしては、何かの技術に特化したスペシャリストになりたいと考えています。といっても仕事一辺倒になるのではなく、プライベートの時間もしっかり大切にしながら、マイペースに仕事を続けていければいいな、と思います。