Profile

田中 彩子 TANAKA AYAKO

ニックネーム
さいこ
所属
Rugirl-7
入社年(半角数字)
2016年

1989年4月2日、ワシントン州シアトル出身。のち、神奈川県相模原市で育つ。日本体育大学卒。小学校時代からバスケットボールを始め、大学2年のときラグビーに転向。現在は日本初の女子7人制ラグビーチーム「Rugirl-7」のメンバーとして活躍。身長158センチメートル。7人制のポジションはHO、CTB、WTB(15人制ではCTB、WTB)。ニックネームは「さいこ」。

【過去の出場実積(一部)】

【国際】
・2010年 シンガポールクリケットセブンス MVP
・2011年 シンガポールクリケットセブンス(出場)
・2014年 アジアチャンピオンシップ(出場)

【国内】
・関東セブンズ MVP
・JAPAN WOMENS SEVENS MVP
・東京都女子ラグビーフェスティバル MVP

「ノー・ペイン、ノー・ゲイン」の精神で、
前に進みたい。

TANAKA AYAKO

仲間を大切にする、ラグビーの精神に魅せられて

私がラグビーに出会ったのは大学2年生のとき。それまではバスケットボールをしていたのですが、日体大で新しいスポーツに挑戦したいと考えていたとき偶然出会いました。ラグビーの知識はほとんどゼロだったのですが、このスポーツの持つ魅力に引き込まれ気がつくと夢中に!ラグビーの試合ではどうしても最後にトライする人が目立つものですが、実は一人のトライのためにチームメイト全員が身体を張ったプレイでアシストしています。それらは地味な仕事だし、正直、痛い(笑)。でも、そんな自己犠牲的なプレイをためらわずにできるのは、本気でチームのために戦おうという想いを全員が背負っているから。フィジカルな迫力はもちろん魅力的ですが、それ以上にメンタルスポーツとしての素晴らしさがラグビーにはあるんです。

女子7人制ラグビーの「見どころ」とは?

日本でもラグビーファンは徐々に増えつつありますが、まだまだ「ルールがよくわからない」「難しそう」という人が多いようです。実は、そんなラグビー初心者にこそ見てほしいのが7人制ラグビーです。なぜなら、15人制ラグビーの試合時間は40分ハーフなのに対し、7人制ラグビーは7分ハーフ。1試合がわずか14分で決まりますし、人数が少ない分展開がスピーディで点も入りやすいんです。また、15人制と同じ広さのコートを半分の人数で守らなければならないため、選手の華麗な「個人技」も目立ちます。パワーだけ見ると男子には勝てないかもしれないけど、その分「いかに敵陣の隙間を縫って攻撃するか」といった戦術やスキルにおいては、女子のトップチームは男子以上に洗練されています。トライする選手だけではなく、コート全体で個々の選手がチームのためにどう動いているかに注目すると、試合観戦がぐっと面白くなると思います。

献身的なプレイで、チームを支えたい

私は複数のポジションを状況によって兼務しているのですが、中でも得意なのは味方の「カバー」。足には自信があるので自分でトライをとることもあるけど、それ以上に自分のカバーで仲間がトライできたときのほうがうれしい。私の好きな言葉に、「ノー・ペイン、ノー・ゲイン(痛みなくして、ゲインなし)」というものがあります。「ゲインライン(Gain line)」とはラグビー用語で、自分たちのチームの「陣地の最前線」というような意味。このゲインラインを超えて前進することを「ゲインを切る」と表現するのですが、ボールを前方にパスできないラグビーにおいてこれは簡単ではありません。だからこそ、みんなで力を合わせ、痛みを背負わなければ前には進めない。私は今ケガのリハビリをしながら徐々に本格的な練習に取り組んでいるところですが、復帰に向けて専念できるのも「アスリートを支援したい」と手を差し伸べてくれたBitとの出会いのおかげ。私を支えてくれるBitへの恩返しのために、そして私を必要としてくれるチームメイトのために、一日も早く試合で活躍できるようになることが今の私の目標です。

ファンの皆様へ一言

Rugirl-7をいつも応援してくださっている皆様、ありがとうございます。「まだ見たことがない」という方は、ぜひ一度会場に足をお運びください! テレビで観るのも面白いですが、生で見ると男子顔負けのすごい迫力ですし、身体がぶつかり合う音まで聞こえます。一人でも多くの方に、女子7人制ラグビーの魅力を知っていただけると嬉しいです。

サイン

2020年に向けて、
田中選手と共に成長していきたい

BIT CO., LTD.

Bitのアスリート支援について

2020年の東京オリンピックに向け、成長と変化を続ける日本。私たちBitもまた、2020年に向けた成長戦略を推進している最中であり、そのチャレンジ精神は全力でオリンピックを目指すアスリートたちの想いとも重なるところがあるように思えます。我々の夢とアスリートたちの夢を結びつけることはできないだろうか――そんな考えからアスリートへの支援活動を模索していたとき、縁あって出会ったのが田中選手です。2016年より我々は田中選手を社員として迎えると共に、ラグビー選手としての活動を支援することになりました。

田中選手に期待すること

Bitが手掛けているシステム開発事業と、田中選手がチャレンジしているラグビーは一見すると全く別の道のように見えます。しかし、全力で努力することの価値は、職業を超えて共通するもの。田中選手が夢を追って頑張っている姿から、社員たちが仕事に挑戦する姿勢を学んでくれることを、私たちは期待しています。「One for all, All for one」という格言が象徴するように、ラグビーは仲間の弱点をサポートしあいながら戦うスポーツです。そして、チームワークの大切さは仕事の場でも全く同じ。田中選手と共に、私たちも2020年に向けて大きく羽ばたいていくことを目指します

アスリートとしての活動を、
全面的にサポート

BIT CO., LTD.

Bitは田中選手のために、ラグビー選手としての活動に専念できる環境を用意しています。現在、田中選手はケガからの復帰に向けリハビリと練習に打ち込んでいる最中。最近はラグビーコートでの本格的な練習にも参加できるようになり、2017年には本格的な試合復帰を予定しています。

Bitは田中選手のために、ラグビー選手としての活動に専念できる環境を用意しています。現在、田中選手はケガからの復帰に向けリハビリと練習に打ち込んでいる最中。最近はラグビーコートでの本格的な練習にも参加できるようになり、2017年には本格的な試合復帰を予定しています。